COJ青単ハンデス試験運用（後篇）

さて、全国対戦行ってきましたのでレポートしていきたいと思います。

戦績の方は5戦4勝1敗でした。
　　　　　　相手デッキ　　キャラ　　ジョーカー　　　　先攻後攻　　結果
第一試合　対青単ハンデス　まりね　ワンダフルハンド　　　後攻　　　敗北
第二試合　対黄単速攻（？）まりね　ワンダフルハンド　　　先攻　　　勝利
第三試合　ヒトミプロメテ　まりね　ワンダフルハンド　　　先攻　　　勝利
第四試合　獣珍獣　　　　　星　　　ライズアンドシャイン　先攻　　　勝利
第五試合　ヒトミプロメテ　まりね　ワンダフルハンド　　　先攻　　　勝利

まりね多いな…（かく言う自分のジョーカーもワンダフルハンド）先攻で確実に勝っていけたのが大きかったですね。

では細かく解説していきましょうか

第一試合　相手のデッキは青単ハンデス
…だと思うのですが、アシストソルジャーいたから実はヒトミプロメテだったのかもしれない。
序盤にロキから3点ほど被弾。その後切り返してロキとドラグーンレイアで2点削りますが、アシストソルジャーとマミーちゃんから1点ずつ被弾し最終ラウンド時点でLPは自分2　相手5　3点通せばラウンドリミットで逆転。
初撃ハデスLv1を相手はスルー　残り2点です　相手のブロッカーはアシストソルジャー、ミイラ君、青ヒトミ
こちらはLv2のヒュプノス2体とLv1のロキ　手札には大魔導リーナ…速攻ユニットはナシ。
ヒュプノスで攻撃、相手はスルー。あと1点…大魔導リーナでミイラを破壊、青ヒトミのブレイククロックはこちらのハデスへ
Lv2ヒュプノスで攻撃、相手はアシストソルジャーでブロック、破壊時効果をヒュプノスに流してこの時点でゲームセットでした。
この試合、相手のキャプテンキッドがかなり重く、満足な攻撃ができなかったのと、ハデスを警戒し過ぎたのが敗因となったようです。

第二試合　相手は黄単速攻　いわゆるこのみSPという速攻デッキです。
まず盛大にマリガンミス、初動がハデス軽減からのタナトスになります。対する相手の初動はカンナ。このデッキに人身御供はないので結構厳しい。相手は3枚のトリガー（白、白、黄）を伏せてターンを渡してきます。この時点で黄色伏せを玉璽と予想して破壊する方針を固めます。
ターン開始時にわずかなシステムラグ、人身御供のようです。
となると最悪のシナリオは玉璽カンナアワダックからの祈り御供…なんとしても阻止するべく初手にあったセレクトショップを使うことに。多少勿体ないですが大魔導リーナを軽減に挿してタナトスからセレクトショップ。相手のトリガーは祈り、御供、玉璽…恐ろしい。目前の危険を回避するべく玉璽を破壊。
返しの相手の行動はカンナアタックとトリガー白1伏せ、祈り御供の構えです。
タナトス2体を失ったのものの、ここからはハンデスの時間。手札をフルに使いながら相手の手札と場を崩していきます。ロキの引っ張ってきてくれたアルカナブレイクで相手のワンダフルハンドを封じてレイアラッシュで何とか勝ちを拾うことができました。
この試合は対黄単を想定したメタカードがことごとく刺さったのと、相手が毘沙門を出せなかったのが勝因でしょう。

3試合目　相手はヒトミプロメテ
またもやマリガンミス。大魔導リーナを軽減に挿してタナトススタートです。
相手の初動もタナトス。まあ順当な立ち上がりといったところ。
おそらくここから勝負を分けたのが対青を想定して投入したシザードールと盗賊の手の2種類でした。最初の盗賊の手で相手の捨て札のハデス3枚を消滅。さらにドロー効果で手札は3枚。相手のマミーちゃんの効果を封じつつ、相手の除去を減らします。シザードールの効果で相手が退避させていたインターゼプトを破壊して動きを封じ、アルカナブレイクでワンダフルハンドを封印。クロックアップしたタナトスをハデスで一掃しつつ攻撃を重ね、ラウンドリミット勝利。
最終的なLPは相手が1、自分が4でした。
最終版はプロメテウスが邪魔で攻め込めず、結果的にラウンドリミットとなりました。こちらも仮想敵への対策カードが勝敗を分けたといっていいでしょう。

　
第四試合　相手は獣珍獣
これはもうひたすら手札を叩き割るだけになりましたね。仕方ないです。
相手がジョーカー切ったあとにアルカナブレイク引いてもなあというのが一番の感想でしょうね。

最終戦　相手はまたもヒトミプロメテ
今回はヒュプノス＋ポイズンディナーのセットに拘らないでマリガンしてみることに。ヒュプノス、バンシー、盗賊の手、死懐石でキープ
初動はヒュプノス単体展開。相手の出方を伺います。相手の初動はタナトス。この時点でほぼミラーマッチが確定。さらにオーバーライドしたカパエルからヒトミプロメテと予想して対応行動を取ります。といっても狙うのは盗賊の手によるプロメテウスの消滅ただ一点ですが。
第4ラウンド相手ターン。ここで勝負がわかれます。相手のミイラ君のアタックをタナトスでブロック、お互い1枚ずつ手札を失います。この時相手の手札にあったLv2のプロメテウスが捨て札に…あとは相手のロキ展開に反応した盗賊の手がプロメテウスを消滅させ、この時点で勝負はついたかなと思いました（慢心）。
あとは打点とトリガー干渉、やはりこの試合もアルカナブレイクでワンダフルハンドを封印して相手はサレンダー。


5試合を総括してみると、メタカードの重要性が再認識されます。
特にアルカナブレイクはロキでのサーチに対応し、ハンデスの弱点であるワンダフルハンドからの展開をさせないことで最終的な勝利につながった試合が目立ちました。他のデッキで使ってみたときも、相手が月明封殺やブレイブシールドのような高速かつすぐに使用するタイプのジョーカーでない限り有効であると感じましたね。
盗賊の手は対海洋デッキを想定したカードでしたが、お互いのキーカードが捨て札に行きやすいハンデスミラーや対ヒトミプロメテで大きな効果を発揮してくれました。青が苦手なのによく対面するという人は入れてみると良いのではないでしょうか？ちなみにこのカード、結構な確率でポイズンディナーを誘発するのでこまめにトリガー破壊で相手のハンデスカードを叩き落とす等のケアが必要です。
シザードールは癖が強いですが、相手の手札がない時でも展開していけて基礎BPもそこそこあり、なにより前篇で触れたハンデスの弱点を綺麗にカバーしてくれます。もちろん自分への被害もあるので用法容量を守って……

さて、きょうはこの辺にして、また新しいデッキが作れたらレポートしていこうと思います。何かこんなデッキ作りたいけど…みたいな案があれば気軽にどうぞ。

ではまた。